HAPPINESS IS .......

goodgrief.exblog.jp
ブログトップ

ホモ・サピエンス

このところ、暇を持て余して、手持ちの文庫本を引っ張り出して読みあさっている。
何度も読み返したお気に入りのSF「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」 J-P-ホーガン著。知らない人はいないかもしれないほどの傑作だ。
読み返してみて思う、やっぱり傑作だ。
いわゆる地球外生物接触ものなのだが、比較することによって地球人の本質(?)が見事に描かれている。
物語の舞台は、21世紀で世界戦争を回避し、科学技術が躍進的に進んだ世界だ。書かれたのが、1977~1981年なので、ソヴィエト連邦があったりするのだが、それはご愛嬌。

未来を描いたSFだが、そこに投げ出されたなぞを解くことによって、ヒトそのもののアイデンティティを問いかけてくる。
この太陽系第3惑星=地球上でヒトが進歩する過程において、自然の驚異や捕食動物との戦いなど、あらゆる危機を乗り越えてきた歴史をかえり見ることができる。
その苦闘を思う時、こころにジーンとくるものがある。

ぜひ読んで欲しいので、タネ明かしはしないでおこう。
ただ、ネアンデルタール人からホモ・サビエンスへ飛躍した「ミッシングリンク」がここには説明されているのだ。う〜〜〜ん、マジでそうなのかも??と思ってしまう単純なわたし。
わたしが好きなのは、ここに登場してくる『巨人』たちだ。争いを嫌い、心優しく、疑うことを知らない。そして、なんといっても相手を思いやり、先んじてその意を汲み取ろうとする。こんな異星人がいたら、なんとしてでも友人になりたい。
あ、一番のお気に入りは『ゾラック』だ。これは誰でしょう? 読めば分かる。
もっともっとこの小説には語りたいことがあるけど、タネ明かしになるからやめとこう。

しあわせは、ゾラックと話せること。
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by sally_brown | 2005-11-02 10:51 | とかいろいろ | Comments(0)