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「盗まれた記憶の博物館」

a0019386_2115721.jpga0019386_2115184.jpg「盗まれた記憶の博物館」(上)(下) 
ラルフ・イーザウ


完璧に風邪をこじらせたので、おうちでじっとおとなしく寝ていました。今回の風邪の友は、図書館で借りていた児童書です。風邪っぴきには、難しい本は向きません。
と、思ったのですが、意外とオモシロ難解でした。ミヒャエル・エンデに見いだされたというのもうなずける、独特のファンタジー世界が展開されます。忘れられた記憶、本質を失ったものたちの世界と、現実の世界を行ったり来たりしながら、物語りは進みます。
ここで語られるひとつのテーマは「忘れてはイケナイ物事」です。それを忘れまいとする努力と、記憶を盗もうとする遠大な陰謀が渦巻きます。
たくさんの神話、伝説、宗教逸話を読みましたが、あちこちに知っている名前やエピソードが登場して、とても楽しく読みました。

「忘れてはイケナイ物事」にドイツならではのストーリーがあり、それがすこぉし(本当に大事だからこそ)重たいですが、これは大人が読んでも充分楽しい物語りだと思いました。

常に脇役好きなわたしのお気に入りは、地味に大活躍する「ツップフ」か、それとも勇敢でこころ優しき「ニッピー」か、悩むところです。
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by sally_brown | 2006-01-07 21:15 | ほんのきおく | Comments(0)