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HAPPINESS IS .......

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収穫祭

秋晴れのお散歩で収穫したもの。
秋色葉っぱ&どんぐりです。

収穫祭_a0019386_11346100.jpgどんぐり……小学校1年生の時、2軒先に住んでいて同じクラスで隣の席だったあっちゃん。彼に「どんぐりって、食べられるんだよ」と言われて、マジで割って食べたわたし。
グェ、もちろん吐き出しましたけど。
イタズラや悪意じゃなかったけど、未だにどんぐりをみるとあっちゃんを思い出します。
あっちゃん、どうしてますか? さりは同い年です。(当たり前か?)

しあわせは、時折思い出す幼なじみ。

おまけにこんなことも……




収穫祭_a0019386_11330100.jpg『どんぐりの背比べ』
う〜〜ん、確かにたいして変わらない。
# by sally_brown | 2005-10-05 11:04 | はるなつあきふゆ

秋ひろい

素敵な秋晴れの日、久しぶりに公園までお散歩に行きました。
去年の秋に見た鮮やかな紅葉は、元気な緑色。都内の紅葉は、まだまだ先ですね。

秋ひろい_a0019386_11254136.jpgそれでも、足元は枯れ葉の山でした。カサコソカサコソ……ひとあしごとに枯れ葉が音をたてます。茶色、黄色、赤……秋の色に染まった葉っぱがたくさんです。

秋ひろい_a0019386_11262721.jpg秋の花は、どこか楚々とした佇まいに見えるのは、気のせいでしょうか?

下ばかり見て歩いていました。
ふと上を見上げると、木々の間から秋の空が微笑み返してくれました。

秋ひろい_a0019386_11271067.jpgああ、上を向いて歩かなくちゃね。そう思いました。


しあわせは、青い空。
# by sally_brown | 2005-10-03 11:29 | はるなつあきふゆ

まんまる

まんまるお月さんです。十五夜お月さんは特別です。
ずっと幼い頃に読んだなんかの本に「お月さんが大きく見えるときは、自分がしあわせな時。悲しいときは、お月さんは小さく見える」ってあったのが、いまでも忘れられません。

満ちては欠け、夜空のうっすらとした影になり、そしてまた満ちていく月。
月の満ち欠けは、わたしのこころの満ち欠けを映し出すようです。

今日は、夕焼けを背にお月さんを待ちました。
ビルの間から、まんまるお月さんが顔をのぞかせ、だんだん上へと動いていきました。
それはそれはおおきなお月さんでした。
今はあんなおおきなお月さんほど、しあわせじゃない気もするけど、
お月さんはまんまるにっこり顔で、わたしをしあわせに照らしてくれました。

あなたのお月さんは、おおきかったですか?
お月さんをおおきく感じるのは、あなたのこころ。

しあわせは、おっきなおっきなまんまるお月さん。
# by sally_brown | 2005-09-18 22:38 | はるなつあきふゆ
初めての方は、流浪の行く末 〜 続:流浪の行く末 〜 続々:流浪の行く末 〜 続×3:流浪の行く末からお読みください。


地下駐車場に独りぼっちで二日目の夜を迎えた末吉。
なんとかできないものかと、考えを巡らせるわたし。
「脚立がダメなら、なんかスロープならどうだろう?」→滑り台を逆走する末吉を想像。
「あの塀に渡せるほどの長い板が必要だ」→だいたい3メートルくらいないとダメだな。
「あの本棚を解体しようか?」→ジッと本棚を見つめる。ビビる本棚。
「ダメじゃん、長さが足りない……」→ホッとする本棚。
「近くの工事現場から、足場を借りてこようか!」→どうやって説明するんじゃい!
その夜は、末吉救出第2作戦で頭がいっぱいになりながら就寝しました。

翌朝、ベランダから乗り出して末吉の姿を探しました。いません。どこへ行った末吉!
お隣の庭では、焦ネエが走り回っています。それに、虎ニイと虎ニイが……え!?
虎ニイがふたり!! いや、あれは末吉だぁ! 末吉ぃ〜〜〜、そっちに行けたんだね!
母猫は、夜の間になんとかして、末吉をみんなのところに連れ戻していたのです!
どうやったのでしょうか? 首をくわえて連れ戻すには末吉はもう大きすぎます。
ぐるっと遠回りをしながら、末吉を導いたのでしょうか?
とにもかくにも、末吉はようやくかあさんと焦ネエと虎ニイと一緒になれたのです。
お隣の庭で、走り回る末吉。ああ、よかった。末吉! よく頑張ったね。

その日の夕方、母猫のお乳を並んで飲んでいる焦ネエと虎ニイと末吉の姿がありました。
満腹になって、母猫と一緒にまあるくなって眠る一家の姿がありました。
それは、なんともしあわせであたたかな風景でした。

しあわせは、家族まるまった末吉一家の夢。

ここで、終わりと思ったら……
# by sally_brown | 2005-07-12 12:38 | いのち
初めての方は、流浪の行く末 〜 続:流浪の行く末続々:流浪の行く末からお読みください。

翌日、末吉は……
まだ、地下駐車場で独りぼっちでした。

虎ニイと焦ネエは、隣家の庭で無邪気にじゃれあったり、のんびり眠ってしています。
末吉は、また隣家側の塀へ向かって悲痛な泣き声を上げながら、母猫の救出を待ちます。
こころなしか、その鳴き声も弱々しくなっているように思えます。どうにもしてやれない悔しさで、悲しくなってしまいます。末吉の鳴き声が聞こえるたびに、ベランダに出ては様子を見ていました。
やがて、母猫が末吉のところにやってきました。駆け寄る末吉、甘えまくってすり寄る末吉。
そして母猫からたっぷりとお乳をもらいました。ああ、でもそれは一時の母と子の時間なのです。

お乳をあげ終わった母猫は、すっと立ち上がると、またピョンピョンと塀を飛び越えて、虎ニイと焦ネエのいる庭へ行ってしまいます。こっちの子どもたちにも、お乳をあげなくてはなりません。
末吉は、必死に鳴いて母を止めますが、母猫はそれを振り切って、行ってしまいました。
末吉は、また独りぽっちになってしまいました。
コンクリートの駐車場に、ポツンとうずくまる小さな茶色のかたまり、末吉。

「かあさんは、このまま末吉をここで別に育てるつもりなのか?」
ノラ暮しの猫たちには、ノラなりのルールがあるのかもしれません。そこには、ヒトが立ち入ってはイケナイような気もします。それにしても、末吉はどうしたらいいのでしょう? なにかしてあげられないものか? ペット不可のわたしの部屋では飼えないし、飼える状況でもありません。
梅雨の晴れ間の暑い日でした。末吉は、どんなにか心細いことでしょう。
居ても立ってもいられず、プラ容器に水を入れ、せめてもの差し入れをしました。
他人様の地下駐車場ですから、入り口付近にそっと置いてきました。
「末吉、気付いてくれ! せめて、水でも飲んでくれ」……祈るような思いでした。

その日の夕方、ベランダからのぞいたら、なんとも意外なものを発見したのです。

発見した意外なもの……それは!
# by sally_brown | 2005-07-09 17:18 | いのち

a warm puppy, knowing who you are, being glad you're you.


by sally_brown(さり)